2015年01月20日
「食育」という言葉やイメージはここ10年でかなり浸透してきたように思います。
(食育基本法が施行されてから今年で10年になります。)
あなたの生活において、子育てにおいて、食育はどんな位置づけですか?
「栄養バランスや安全面に気をつかっています。他にはどんなことをしたらいいの?」
「食=毎日の買い物、料理・・・正直面倒です。」
「食育けっこうやってます。」
等々、色々なご意見があるのではないでしょうか。
まず、一般的な解説をします。(真面目な方は真剣に読まないでください。)
下記は食育基本法前文より抜粋したものです。
『豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身に付けていくためには、何よりも「食」が重要である』
『食育を、生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付ける』
生きる上での基本であるだけに、あらゆることに幅広く関わっているわけです。
栄養バランス、生活リズム、心身の健康、情緒や人格形成、料理、旬、
栽培や収穫、植物の育ち、共食、マナー、生産~流通市場、生産現場、
買い物、食文化(行事食・郷土食、食の歴史)、五感、安全・衛生、
食事環境、自然環境、食料格差、アグリビジネス etc・・・
これらに更に沢山のテーマが含まれています。
ここから自分の得意分野を見つけて実践する、もちろんそれもいいと思います。
ただし、食育や子育てに一生懸命な方、真面目な方は頑張りすぎたり、固執しないでください。
興味の薄い方は余計に「何からしていいかわからない。大変。」と思うかもしれません。
是非お伝えしたいこと
「食」から入って毎日の小さなことに苦労するのではなく、
「どんな風に生きたいか」「子どもに何を残したいか」
「家族と どんな時間を共に過ごしたいか」
そこから考えてみましょう。自ずとやるべきことが見えてきます。
そして、「難しく考えず、毎日気長に楽しみながら」も忘れないでください。
食育の重要性は、あなたも家族も社会・未来も良くするところにあります。
よく、「食べ物が体をつくる」と言われるように、食育は1人1人の幸せや社会・未来を創っていきます。
具体的には講座やコラムでお伝えしていきます。
パパ・ママの子育てに「楽」(らく・たのしい)を増やして、子どもの笑顔も増えていくよう
食育を通して応援していきます。