2015年12月19日
2015年11月27日
普段の食生活で中食(調理済みの総菜や弁当)や外食を利用していますか?
経済産業省による利用者数の調査では、外食は横ばい、内食(家庭での手料理)は減少、
中食は増加傾向にあるそうです。
子育て中はあれこれ忙しい中、1日の食事+おやつを毎日考え、用意することは負担に感じることもあるかもしれません。
そんな時、中食・外食に助けられることもあるのではないでしょうか。
それと同時に、味の濃さ、食品添加物や化学調味料のことが気になり、幼い子どもに食べさせるには抵抗がある・罪悪感を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
我が子にアレルギーがあれば尚更、自分で材料から把握しているのとは違い、気を張って原材料表示とにらめっこすることもあるでしょう。
安全や健康に配慮して、毎日手料理を作ることが楽しいなら何よりです。
しかし、体調が悪い、時には手抜きしたい、楽をして美味しいものを食べたい、人づきあいで必要なこともある・・・といった理由で完全に避けることは現実的ではない、そういった方が大半です。
親が中食・外食を利用することで気持ちに余裕が生まれ、子どもに優しく接することができるなら、その方がいい場合もあります。
そこで、乳幼児のいる家庭が中食・外食を利用する際に知っておきたいポイントをみていきましょう。(妊娠中~授乳期もお母さんの食事が子どもに大きく影響するので同じく大切です。)
ポイント① 心の栄養・休息として、頻度を抑えて利用しよう。
その理由は下記のメリット・デメリットにあります。
時間を節約できる。
気持ちのゆとりがうまれる。
知らない料理や味を知るきっかけとなる。
好きな料理をいろいろ食べられる。
味が濃い、化学調味料で素材の味を消している(粗悪な素材でもわかりづらい)、味覚が鈍る。
食品添加物が多い(腐敗防止のため、安い素材でも美味しく感じさせるため)。
農薬、生産地、遺伝子組み換え、放射能等の安全性がわかりづらい。
エネルギー(脂質・糖質)、塩分が多くなりがち。
野菜不足によりビタミン・ミネラル・食物繊維が不足しがち。
素材から選び、調理する喜び・達成感などを子どもに伝える機会が少なくなる。
利用が習慣化すると生活習慣病のリスクが上がり、食育による豊かな人間形成・生きる力を育む機会が減っていきます。
人間には身体に有害なものを解毒する力も備わってはいますが、身体への負担は増えていきます。
また、乳幼児は特に解毒する力が未熟です。
ポイント② 賢い選び方・利用方法を知ろう。
コンビニエンスストア・スーパーのお弁当・惣菜コーナーでは・・・
安価でボリュームのあるものを求めると、圧倒的に揚げ物が多くなります。
野菜料理は手間がかかる分、少量でも割高で味付けが子どもには濃いものが多いようです。
主菜だけ購入して野菜たっぷりの味噌汁を作る等、手料理と組み合わせる方が安上がりで負担が減る上に、栄養バランスもとりやすくなります。
使い捨てトレーのままで毎日食事すると、少々味気なく感じる感性も大切ですね。
ファーストフードでは・・・
ハンバーガーの具材は揚げ物よりグリルしたお肉(ウインナーやベーコンは避けたい)、目玉焼き、チーズ、トマト等を選び、マヨネーズやタルタルソースは無しにしてもらいましょう。パティ(ハンバーグ)部分はソース無しでも香辛料が多めなので残せるなら残した方がいいです。ほとんどのサイドメニューは揚げ物です。食べるとしても子ども1人に食べさせず、親子でシェアしましょう。飲み物もシェイクや果汁なしの砂糖たっぷりジュースは避けて、野菜ジュース・ポタージュスープなら半分くらい、牛乳やお茶・お水が無難です。
※逆に、和食のファーストフードともいえる丼ぶり料理のお店の場合、天丼・カツ丼・牛丼単品より、豚汁や冷ややっこ・納豆・温泉卵・サラダ・和総菜などのサイドメニューも組み合わせてみましょう。
ファミリーレストランでは・・・
同じく揚げ物や砂糖の多いものを避けたいところですが、残念ながらお子様ランチが子どもにいいとはいえません。おまけ欲しさに頼みたい場合、嬉しくてドリンクバーでジュースをおかわりした場合は、おやつで甘いものを控えたり、夕飯で野菜や豆腐等をとりましょう。大人とシェアできるなら、雑炊・和風ハンバーグ定食・スパゲッティ・うどん・冷や奴・豆腐サラダ(ドレッシングなしで)等を選んでみましょう。
※和洋中、それぞれの特徴
和食はヘルシーな食事として認知されています。子どもに配慮するなら汁物・焼き魚・漬物等の塩分が高いものは控えめに食べさせましょう。また、野菜も天ぷらよりは煮物が無難です。冷や奴・茶碗蒸し・うどん等も比較的安心です。お刺身は2~3歳頃から徐々に食べられますが、白魚→赤魚→青魚や貝類の順に試していきましょう。
洋食や中華ではほとんどのメニューが和食より脂質の摂りすぎになりやすいことを知っておきましょう。
バイキング、フードコート、カフェ、居酒屋でも同じようなことに配慮してみましょう。
そもそも、手作りなら絶対安全とは限らず、手料理でも選ぶ力・栄養バランス・調理法・衛生面・・・いろいろな配慮が必要になってきます。
いづれにしても、生産・流通だけではなく、加工(調理)も人に任せるということは手軽な分、自分や家族の健康を人任せにするリスクは増していきます。
ポイント③
中食・外食が続いたら・・・次の食事、翌日の食事で挽回していきましょう。
子育ても食事も毎日続く大切な親の役目。
愛情を込めた内食を基本スタイル(習慣)にして、中食・外食で上手に息抜きしましょう!
2015年11月24日
食育講座「大根を丸ごと楽しもう」
大根が美味しい季節になってきました。
大きな大根があっても困らない!大根料理いろいろを作りました。
大根菜飯、大根ポタージュ、麻婆大根、大根お好み焼き、大根ステーキ、大根の漬物、大根シロップ、大根おろしアートのシロクマくん…
今回は西谷の青首大根、苅部大根を使わせていただきました。
12月20日(雨天時は12月27日)には神奈川区羽沢町で大根収穫イベントを実施します。
詳細はこちら
http://blog.goo.ne.jp/ik…/e/8d61b34c552b7c13336d6d5120f67b6a
2015年11月20日
大根を収穫したことはありませんか?
とっても楽しくて感動しますよ★
今回は横浜市神奈川区羽沢町の農家・小澤さんの畑で大根を収穫させていただきます。
お子様は手軽な青首大根、大人は大きな大根にも挑戦します。
大根が丸ごと1本あっても困らない大根レシピと冬の葉野菜もおつけします★
収穫後は美味しい大根料理を味わいましょう。
参加費 大人¥1000(大根2本・葉野菜2種・軽食)
小学生¥300(大根1本・軽食)*幼児無料
≪スケジュール≫
相鉄線上星川駅改札10:10集合(*トイレは済ませておきましょう)
10:29発のバスに乗車(神奈中バス121系統・新横浜駅行・乗車8分)→高山バス停下車→畑へ移動(徒歩5分)→
11:00~11:30収穫体験→町内会館へ移動(徒歩8分)→軽食・管理栄養士より大根のお話→12:50町内会館出発→
13:08のバスに乗車(上星川13:16着)
申込み・問い合わせ:生きるのねっこ 中庄さとり 協力:NPO法人ぎんがむら
TEL:080-9979-3211 E-mail:ikirunonekko@gmail.com
*『生きるのねっこ』問合せフォームから、参加者名・年齢・携帯電話番号および20日・27日それぞれの参加の
可否、アレルギーの有無をお知らせください。
2015年11月17日
2015年11月17日
塩分や糖分の多いお節料理ですが一つ一つに願いが込められた日本の食文化です。子どもにも食べさせやすいヘルシーなお節を数品つくりましょう
管理栄養士 中庄 さとり 参加費500円6名
2015年11月07日
2015年10月08日
2015年10月01日
私の屋号「生きるのねっこ」は、「食育が生きることの土台となるもの」という考え方に由来します。
早期教育には賛否両論ありますが、毎日の暮らし・子育ての中で食育を活用すると、生きる力も学力もついて「一石∞(むげん)鳥」だなと思っています。
それは、食育が学校教育の土台でもあり、各教科と密接につながっているからです。
各教科とのつながり以前に、食育の役割は豊かな人間形成にあります。
そのため、学校でも家庭でも、知識だけではない、体験を伴う学びを得ることが大切で
す。
義務教育でも食育を各教科と連携しながら進める方向に変化してきていますが、
実際には食育まで手が回らない学校も少なくないようです。
子育ては家庭だけでは大変ですが、学校だけでできるものでもありません。
生活の中で疑問や工夫、感動を得ながら身につける生きる力があってこそ、机上で得た知識も本当に役に立つのではないでしょうか。
乳幼児期に親が気にかけるべき食育は・・・
子どもの生活リズムを整える。
五感を使って、楽しく美味しく一緒に食べる。
親が食に興味をもち、楽しみながら子どもに言葉かけをしていく。
・・・それらが学童期からの学びの土台となります。
子育ては一緒に楽しみ学ぶチャンスです。
下記は各教科と食育の接点です。子どもの個性に合わせて、また、自分の得意科目から生きる力を伝えてみませんか!?
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★家庭科・・・食品にどんな栄養素があり効能があるのか、どんなバランスで食べたらいいのか、
美味しく食べるための調理技術も学びます。誰かと食事するためのマナーも含まれます。
食文化や郷土料理などは社会科とも密接です。
★保健体育・・・体のしくみとはたらき、食べ物の消化吸収と栄養素が身体を作っていく流れ(代謝)、運動と栄養の関係、食事と病気の関係などがあげられます。
60億もの細胞、休みなく巧妙に働く臓器、五感から脳への刺激・・・知れば知るほど私達の身体はよくできていて、敬意をもって大切にしなければと思います。
★理科・・・私達は植物や動物の命をいただいて生きています。自然界の神秘性も感動と共に伝えたい分野。食は環境との関係も密接です。料理には色素の変化や液体が気体になる等、化学の不思議さも沢山つまっています。農業や畜産の体験、毎日の料理から得られる経験も役に立ちます。
★社会・・・地理では必ず土地ごとの生産物を習います。普段の買い物でもどこで作られた食べ物なのか話題にできますね。地元産なら地産地消の良さを伝えたり、遠方からの食べ物はフードマイレージ、トレーサビリティ、自給率の問題も関係してきます。食文化の歴史も政治経済も、食とは切り離せない分野です。
★国語・・・「食」という字は「人を良くする」という意味をもちます。お寿司屋の湯呑みに書いてある魚の名前の漢字やその他食べ物の漢字の意味を読み解くことも面白いですよ。
また、「食感」を言葉で表現すると「もちもち、トローリ、パサパサ、シャリシャリ・・・」など沢山の言葉がありますが、体感したり感動してこそ、人に伝える力が身に付きます。
★算数・・・食において小学校で習う算数を使う機会は多々あります。家族でひとつの食べ物を分ける際には何等分するのか、切り分けた果物を1人何個ずつ食べられるのか、何センチ角に切るのか、何㏄入れるのか、何人分作るのか・・・算数は機械的な要素ばかりではなく、どんな形に切るのかも食べる人が食べやすい大きさや形状であったり、計りだけでなく手計りの感覚で重さを計ったり、アナログな部分と組み合わさってこそ役に立ちます。お袋の味に関しては特に数値化できない領域かもしれません。
★英語・・・単純に食材の名前を英訳することも学びですが、語源を知ると食文化を学ぶことにもつながります。「寿司」や「旨味」が、英語でも「Sushi」や「Umami」と表記されることから、日本ならではの食文化を誇りに思うきっかけにもなります。
★図画工作・・・絵でも造形でも、食を表現するなら色・形・におい・手触り等を五感で感じてこそ表現できるものでしょう。家族で一緒に祝った時の誕生日のケーキ、1人で寂しく食べたカップラーメンであったり、その時の心境によって違った表現になるでしょう。
★道徳・・・感謝の気持ち、人と分け合うこと、周囲を不快にさせないマナー、共に楽しく食べる雰囲気づくり、環境を考えて選ぶ・作る・食べる・片付ける等、食においてモラルを持てているかは生き方にもつながります。
2015年09月05日
ヨガをすることで心と身体がリラックスできます。
10時半から1000円4名 時間が変更する場合がありますので予約時にお問い合わせください。保育料込
ヨガインストラクター 石原政子